校長室より

2019年11月の記事一覧

日本の伝統文化

「日本の伝統文化をつないでいこう」という大きなテーマのもと、技術家庭科の生物の成長という題材で盆栽づくりをしました。2年各クラス6時間ずつ3クラス行いました。

日本のいいところという質問をしたところ、①戦争がない。②和室(畳)や和食などの文化③礼儀・振舞いの美しさなどの意見が出されました。昨日までいらしたローマ教皇が「日本は効率性と秩序によって特徴付けられている。それだけにとどまらず、より一層人間らしく、思いやりのある、いつくしみにみちた社会を作り出したいという熱い思いを感じました」と今回の訪問を通じた日本と日本の人たちの印象を語りました。また、学生に対しては「どんなに複雑な状況であっても自分たちの行動が公正かつ人間的であり、正直で責任を持つことを心がけ弱者を擁護するような人になってください。ことばと行動が偽りや欺まんであることが少なくない今の時代において特に必要とされる誠実な人になってください」と諭しました。

今、日本の良さを見直し、これからの日本・二川中の指標となるような気がしました。二川中学校も生徒指導の問題が全くないわけではありません。正義を保てる学校づくり・地域づくりを続けていきたいと思います。

二川公民館まつり

恒例の二川公民館祭りが、23日・24日に行われました。本校からわかたけ学級の生徒作品の展示や吹奏楽部の演奏がありました。また、個人やサークルでダンス・フラダンス・バレエなどに出場し表現をした生徒もいました。

本校業務員の高橋さんは健康教室の講座を担当し、その講座を発表していました。地域の人との交流や地域を知ることが少なくなっている昨今、地域の行事に中学生が参加することはとても大切だと感じます。来週は、社会福祉協議会のふれあい祭りが予定されていて、また、吹奏楽部が招待されていて演奏することになっています。吹奏楽部の皆さんご苦労様です。

日本語教室

二川中学校には多くの外国から来た生徒が学んでいます。パキスタンやアフガニスタンの出身者が多く、会話が難しいところがあります。校長としては、担当の先生が来てほしいところですが、かなわない為、空き時間を利用して先生方が日本語を教えています。生徒たちは、日本の高校進学を希望している生徒もいます。

後期歯科検診

後期の歯科検診が行われ、88人の生徒が受診しました。いつも通り、校医さんは甲斐拓也先生です。先生は、野田市だけでなく、渋谷区でも歯科医を開業されていて、アスリート(プロレス)の立場としての信頼もあり、水泳選手や野球選手などのオリンピック選手がたくさん診察・治療に訪れるそうです。かむ力・マウスピースの研究に熱心な先生でスポーツや健康との関連を話されて行きました。

~世界にワクチンを寄付する『闘う歯科医』として活動中~

 インプラントの技術を極めるためハーバード大学に渡米。そこで学んできた知識技術でより広く世の中に貢献させたいと、インプラントオペをするごとに100人分のポリオワクチンを寄付する活動を2008年より開始いたしました。

ワク チン不足により失われる命は一日4000人という惨状を知り、活動の場を広げることを決意。プロレス・総合格闘技の大会を開催し、収益全額をワクチンに寄付する活動をプロデュースするに至りました。

自らも総合格闘技ジムBRAVEに入門。シドニー五輪レスリング日本代表宮田和幸氏より指導を受ける。

自身のファイトマネーも全額ワクチンに寄付する『闘う歯科医』として現在も活動中です。

 

二川小中交流会

恒例の二川小中交流会が行われました。兄弟校として、長い歴史がある交流会です。

歌声・応援・学校紹介などが行われ、正義が通る落ち着いた雰囲気の中、集会が行われました。

そのあと、中学校を知るために部活動見学が行われました。

小学生が美しい歌声で「二川小校歌」を披露してくれました。