関宿小の様子

今日のビオトープ

金曜日の午後、筑井さんが「ニホンナマズを放流するぞ~!!」と持ってきてくださいました。中舘先生と吉野先生がたらいを用意してくれました。たらいに放したのはおよそ100匹。

ニホンナマズは、アメリカナマズと区別されています。

アメリカナマズは、ザリガニ、コオロギ、バッタ等、食欲旺盛に食べて、1メートルくらいに育ち、環境を破壊してしまうため特定外来生物に指定されています。

しかしニホンナマズは、夜行性で、臆病な正確なので、ちょっとしたことで驚いて飛び跳ねるため、地震と結びつけられて言われることが多いです。日本の在来種です。でも、70センチメートルくらいにはなるらしいです。

ちょっと見には大きなオタマジャクシみたいです。

「放流する」との噂を聞きつけて、子どもたちが集まってきました。卒業した先輩達もいます!!

「どこに放流するの?」「こんなちっちゃいの、鳥に食べられちゃうんじゃない?」「こっちの池は深いから大丈夫」「えさはどうするの?」

「これが全部大きくなったら池がナマズだらけになっちゃうよ!?」 「ほかの生き物はだいじょうぶなの?」

 さすが2年間ビオトープを研究してきた卒業生の皆さんは生態系が気になる様子。

 

たらいから、どうやって池に流したらいいかな? 大島先生が雨どいを持ってきてくれました。

「どこにあるんだい?」「とーいところ!」なんていいながら。

いよいよ放流です。

 

生きのいいナマズが逃げ出しました! 「にげないで~」と追いかけます。

関宿小学校でも、6年生がひらめの養殖をしていますが、ナマズも、埼玉県や茨城県では養殖の研究がされているそうです。現在のテーマは「ウナギ味のナマズ」だそうです。そういえば、埼玉県吉川市はナマズ料理が有名ですね。

関小ビオトープのナマズはどんな風に育つかな?